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個別株

【個別株 2】(2211)ケーキが美味しい不二家を分析

こんにちは、クロボンです。

皆さん甘いものは好きですか。

今では色々なスイーツをお手軽に購入できるようになってきましたが、自分は小さい頃は不二家で誕生日ケーキを買ってもらうことが多かったです。

不二家は身近に結構ありますし、ペコちゃんのほっぺは今でも美味しいと思っています。

そんな事から第2回目は不二家について分析してみたいと思います。

あくまでクロボンの個人的な意見です。

投資は全て自己責任ですので慎重に考えましょう。

不二家

基本情報

企業名
(コード)
株式会社不二家(2211)
 ホームページ
業種食料品
特色製菓と洋菓子販売が2本柱。08年から山崎製パン傘下。14年洋菓子販売『スイートガーデン』買収
連結事業洋菓子、製菓
設立/上場 1938.6 / 1962.6
市場名東証1部
決算12月末
資本金182億8000万円

ケーキなどの洋菓子販売やレストラン事業がメインとなっています。

ケーキ以外にも身近なお菓子として、ホームパイやカントリーマーム、桃ジュースのネクターなどがあります。

ネクターは小さい頃よく飲みました。記事を書いてるとまた飲みたくなります。

株価チャート

2017年6月に株式を1株→0.1株へ変更しております。

2019年まで下がり傾向ですけど、最近の巣ごもりやテイクアウト系でまた少し持ち直してきています。

稼ぐ力

売上高は1000億前後を維持できている感じですね。

ただ営業利益率が低めなので、売り上げ不振になるとすぐ利益無くなってしまうのがきついかな。

食品関連はやはり薄利多売傾向になるのですかね。

守る力

2017年では固定資産売却による特別利益が入っているので、高い値が出ています。

それでも現金はある程度増えてきているので、色々と対応能力は上がっていくのではないでしょうか。

自己資本比率は60%を超えているので、企業存続としての力は十分だと思います。

収益性

2017年は先ほど書いた通り特別利益のためですね。

EPSは50を境に増減している感じで大きく伸びていく感じはしないです。

ROEも2~3%前後とあまり大きくないので、効率的な運用・成長という観点からは厳しい感じがします。

配当性

2012年から始まりましたが、2014年は赤字のため一時停止ていますね。

2年で復帰させており、配当金は維持されている状態です。

配当性向は30%程度で、利益は大きく上がらなそうだからこれ位の配当が維持されていくのではないでしょうか。

株主優待

品名株数内容
飲食優待券100以上

500以上

1000以上
3000円分
(500円×6枚)
4000円分
(500円×8枚)
6000円分
(500円×12枚)
AからEのうち一つを選択

株主優待は、店舗で使える食事券となっています。

1枚500円を複数枚もらえるので、ケーキが少数からでも使用しやすいのは良いですね。

株主優待の利率は1.3%程度となっております。

まとめ

お菓子メインの食品業

収益性はあまり大きくない

現金、自己資本は高いので安定性は高そう

配当はあまり高くなく伸びなさそう

身近で使える株主優待

以上から短期、値上がり、高配当目的の投資には合わないと個人的に思います。

企業の安定性はあると思うので、資金に余裕があり安くなった時に100株程度購入し優待でケーキを楽しむのはありだと思います。

最後に

以上不二家の分析でした。

投資の対象としては微妙な感じになってしまいましたが、ケーキやジュースなどはどれも美味しくずっと残って欲しいと思っています。

身近な企業から分析練習していくと、興味や理解が深まることが楽しくて続けていきやすいです。