こんにちは、クロボンです。
昔は終わったゲームを売りに行くのは大体ゲオでした。
売った後に店内を見回るとゲームが中古品で安くなってたり、アニメのレンタルを見たりと楽しいことばかりでした。
この様にリユースを主とする企業はいくつかありますが、今回は昔から自分が行っているゲオホールディングスについて分析してみたいと思います。
ゲオホールディングス
基本情報
企業名 (コード) | 株式会社ゲオホールディングス(2681) ホームページ |
業種 | 小売業 |
特色 | ビデオ、ゲームソフトのレンタル・新品販売と総合リユースが2本柱。出店はリユース中心 |
連結事業 | レンタル19、リユース品40、新品28、他13 <20・3> |
設立/上場 | 1989.1 / 2000.11 |
市場名 | 東証1部 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 89億3300万円 |
ビデオレンタルやゲーム販売、リユースが主になっています。
ビデオやゲームは黄色い看板に青文字のゲオが特徴的ですが、リユース店としては主にセカンドストリートがメインの経営になっています。
個人的にはゲオの販売しているワイヤレスイヤホンが、色々込みで安くて気になっています。
株価チャート

一時2000円越えまでありましたが、2017年から少し右肩下がりが続いていますね。
ゲーム機が販売するときは結構上がる印象ですが、レンタルが動画配信に押されるのがきついかな。
稼ぐ力

売上高は極端な上下がなく安定している感じです。
ただ営業利益率が5%に届くかどうかで冴えない感じになっており、直近の予測もちょっと厳しいものになっています。
守る力

定期的な自己株取得や現金等の残高は長い目で見ればしっかりと右肩上がりでいい感じだと思います。
自己資本比率も少しずつ改善していき50%は安定して超えてきているので、企業存続としての力は十分だと思います。
収益性

EPSは年毎に結構上下しており安定的とは言いにくいですね。
ROEも10%を超えれると良い感じなのですが、直近のROEは下がり傾向なので厳しいですね。
配当性

配当は記事作成時点で大体2.8%前後になりますね。
配当は今のところ減配もなく、少しずつ増えていますね。
配当性向は15%~40%を行ったり来たりしていて、これは利益にかかわらず配当を安定して出しているからですね。
今の利益を維持できれば減配の心配は少ないと思います。
株主優待
株主優待は、店舗で使える買い物券を3月、9月の2回貰うことが出来ます。
品名 | 株数 | 内容 |
リユース割引券 | 100以上 | 2000円分 |
株主優待の利率は記載時点で3.4%程度となっております。
年2回2000円分ずつもらえるので、リユースに抵抗がない人はかなりお得に使うことができると思います。
まとめ
リユース事業がメインの小売業
売り上げは横ばい、利益率は下降気味
収益性は変動が大きい
現金、自己資本は高いので安定性は高い
配当は安定、配当性向は今のところ安定の範囲内
リユースに抵抗なければ使いやすい株主優待
以上からリユースをよく使用する場合、優待目的で買うのはありでないでしょうか。
年間4000円まで使うことができるので、価格の安いリユース製品に使うと考えればそれなりに変えると思いますので、リユースに抵抗がない人にはお勧めできると思います。
株価的にはゲームリユースやレンタルビデオが、ここ最近配信が充実していることもあり、伸びていくには少し厳しい所があるのかなと思います。
配当金は約2.8%程度で高配当とは言えませんが、優待と合わせれば5%越えとなりそれなりの利率であると判断できます。
最後に
以上ゲオホールディングスの分析でした。
自分はビデオレンタルが配信などのネットで完結にほぼ移行してしまいましたね。
自宅にいながら選べるのはやはり便利です。
しかしゲームに限らずリユース品は意外と掘り出し物が安く買えたりするので、店舗に見に行くだけでも結構面白いと思います。