こんにちは、クロボンです。
冬定番のおやつ、デザートといえば何が一番に思いつくでしょうか。
自分は出身が茨城県なので、冬場のおやつといえば干し芋が当たり前でどこにも置いてあるものだと思っていました。
千葉に出てきて干し芋がそんなに出回っていないことにちょっと驚きました。
今でも年末年始に実家に帰った時は、干し芋をお土産に買って帰るほど好きです。
今回はそんな干し芋について紹介したいと思います。
干し芋について
干し芋とは
サツマイモを蒸し上げた後に乾燥させたものです。
正式名称は甘藷蒸切干(かんりょむしきりぼし)といいます。
時期は10月~3月頃です。
地域によって色々な呼び名があり、他には「乾燥芋」「芋切干し」などがあります。
発祥は静岡県ですが、茨城県で全国の生産量9割を誇る特産品です。
茨城を食べよう/干し芋 にも茨城県での生産について詳しくのています。
製法
干し芋の製法は結構シンプルです。
①芋を蒸して柔らかくします。
②皮を剥きます。
③厚さ1cm位にカットします。
④晴天の中干します。(目安1週間)
③のようにカットしたものを「平干し」、そのまま乾燥させたものを「丸干し」といいます。
栄養が豊富
カリウム
余分なナトリウム排出効果があり、むくみや高血圧解消に作用します。
食物繊維(不溶性)
豊富な食物繊維は便秘解消に期待が持てます。
さらに腹持ちが良いいので満足感が続きやすいです。
ビタミンA
カロテンのことで皮膚の乾燥や肌質改善に期待が持てます。
ビタミンB1
疲労回復効果に期待が持てます。
不足するとエネルギー変換が上手くできなく、食欲不振やだるさなどの症状を起こす可能性があります。
ビタミンB2
肌、爪、髪のツヤ改善効果に期待できます。
ビタミンC
抵抗力を高めることに期待できます。
干し芋のビタミンCはデンプンに守られているので、熱で破壊されにくい特徴を備えています。
ビタミンE
細胞の老化防止に期待できます。
ビタミンE不足は血行が悪くなり肩こりや冷え性の症状を起こす可能性があります。
低GI値
GI値は55で血糖値が上がりにくく、これがダイエットに向いている理由といわれています。
購入品紹介


農家さんから直接購入しております。
今回は時期が時期なので送ってもらいました。
この箱で2kg程度の中身が入っておりますが、お土産に職場へ持っていくと8人程度で1週間は持ちません。

芋の種類は紅はるかで写真にある通り、しっとりと甘いが特徴です。
保存料とか使っていないので、しっかり冷暗所で保管します。

見た目が黄金色できれいです。
これぐらいの乾燥状態だと結構柔らかく、ねっとり甘くてかなり美味しいです。
時間が経って少し固くなっても、箱に書いてある通りオーブンやレンジで少し温めてやると、柔らかくなって風味が感じやすくなり美味しさが戻ります。
また温めた干し芋は、バニラアイスとかなり合いますのでお勧めです。
最後に
以上干し芋の紹介でした。
冬の定番おやつとして欠かせないです。
ただ糖分もしっかり含んでいるので、食べ過ぎには注意したいと思います。