こんにちは、クロボンです。
先日から個別株について、個人的に分析してみてどんな感じかを載せる投稿を始めました。
投資方法は割安株への長期投資、高配当銘柄への投資、優待投資や短期のトレードなど様々な種類があり、それぞれのメリットを広めてくれているブロガー様やYouTuber様もかなり多いです。
自分はまだ投資を始めて日が短く、この様に配信して下さる方の情報で勉強できる環境はかなりありがたく感じます。
今回投稿を始めたのは、上記内容を勉強してただ知った気で終わってしまうのではないかと思ったからです。
だからブログに残し、後で客観的に見てどうだったかの材料にしようと思いました。
今回は自分の分析する上で気にしている項目について、解説と考えを書いてみたいと思います。
分析・記載項目
チャート
株価の推移を折れ線グラフで表したものです。
色々なテクニカル指標がありますが、自分は長期チャートが上がり傾向かと、大きな危機的状況でどうだったかを見ています。
売上高
企業が商品やサービス提供で得られた金額の合計値。
その企業の単純な力だと考えています。
基本は上がり続けているのが理想ですが、その割合は難しいです。
自分は事業内容によって横ばいでも検討しますが、アップダウンが激しいのは安定していないのかなと思ってしまいます。
営業利益率
売上高に占める営業利益の割合。
営業利益率=営業利益÷売上高×100
(営業利益=売上高-原価-販売費)
本業からどれくらいの利益が得られているのかの指標です。
高いと効率的な営業、低いと儲かりにくい営業という事です。
売上高が一定~上がり傾向では計算式を見ると下がりますが、これが上がり続けているという事はしっかりコストカット等で効率的な営業が出来ているという事です。
意見は色々ありますが、自分は5~10%以上はあるといいかなと思います。
現金等
企業が保有している流動性の高い資産。
企業の投資や非常時の対応時など、結局現金が一番強いと自分は思います。
少しでもいいので企業の現金保有が増えている傾向であれば、色々対応力が着いているのかなと思っています。
自己資産比率
総資産に占める純資産の割合
自己資産比率=純資産÷総資本×100
(総資産=純資産+負債)
会社の安全性を見る指標になると思います。
高いと金融機関からの借り入れが少ないという事なので、返済や利子でお金がとられにくく、長い目で見ると倒産しにくいという事です。
逆に低いままだと借り入れが多く、元本返済や利子で利益が圧迫されやすい状態になります。
業種によっては低くなりやすいこともありますが、個人的には40%を超えてくるラインを目安としています。
ESP(1株当たりの純利益)
純利益を発行済み株式数で割ったもの
EPS=当期純利益÷発行済み株式数
1株がどれだけの利益を生み出しているかという、企業の収益性を見る指標です。
この値は単純に高ければ高い方が、企業の収益力が高いという事です。
EPSが上がり続けている企業は、年々収益性を上げている優良なところだと判断できます。
ROA(総資産利益率)
総資産に占める当期純資産の割合
ROA=当期純利益÷総資産×100
資産から見た企業の収益性を見る指標です。
ROAが高いという事は利益が高いか、資産が低いという事なので、いかに資産で効率的に利益を生み出しているかという事です。
一般的には5%を超えてくると優良企業らしいので、自分もこの値を一つの目安としています。
配当金
企業が得た利益の一部を、株主へ支払うもの。
配当金が高いと株主への配慮が高く感じて嬉しいです。
連続増配を記録している企業は成長し続けており、株主への還元もしっかりしていると考えられるので、配当金目当ての場合は意識しています。
ただ利益を投資に回し、企業価値を上げるために低くなっている場合もあります。
配当性向
純利益に占める配当金の割合
配当性向=1株当たりの配当額÷EPS×100
利益をどれだけ株主に還元しているかを表しています。
この値は高ければいいというものではないので注意が必要です。
低すぎると利益をほぼ還元していないことになり、高すぎると利益をほぼ配っているので長続きせず減配の可能性があります。
自分は30~50%程度を目安にしています。
購入判断材料
話題性
ブームに乗っていたり、紹介されたりすると急に上がることがあります。
短期の投資では重要な要素ではないでしょうか。
個人的な考えですけど、これらで上がると結構落ち込む割合も高くなると思うので、余りあてにせず落ち着いたころに判断できるようになれればと思います。
継続性
そのサービスが長く続くかどうかは、長期的な投資をする上で大事だと思います。
契約を結んで会員確保による継続的な利益を上げるストックビジネスなどは、長期的に利益を上げやすいのでこういう事業性であるかの判断をしています。
PER(株価収益率)
一株当たりの純益に対して株価がどの程度か。
PER=株価÷1株当たりの純利益
もしくは 時価総額÷純利益
PER10倍とは、株価が一株当たりの純益の10倍という事であり、見方として投資した金額回収に10年かかるということ。
PERは株価が下がるか、純益が上がれば下がる傾向になるので、割安の指標に使われております。
一般的な業界の平均と比べるとその企業が割安か判断しやすいかもしれません。
自分の目安として、PERは20~25倍以下を一つの目安としています。
PBR(株価純資産倍率)
一株当たりの株主資本に対して株価がどの程度か。
PBR=株価÷1株当たりの株主資本(BPS)
BPS=株主資本÷発行済み株式数
PBR0.9倍ということは、株価が一株当たりの株主資本に対し0.9倍という事であり、もし解散した場合は株主資本が株価を上回っているので、株価以上の資産を受けられる(儲かる)という事です。
上記の事からPBRは1倍を基準に割安かどうかの判断材料として使用しています。
勉強させて頂いているサイト様
実際に参考にさせて頂いているブログ等を一部紹介させていただきます。
勿論紹介したブログ以外にも大変参考になるところはいくつもあります。
ここでは自分の中で特にということで、記載させて頂きます。
リベラルアーツ大学
株だけではなく、金融関係の知識を惜しみなく配信されております。
こびと株.com
所得の強化について配信するお金のプロのブログです。
サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。
2003年から割安銘柄への投資を中心に配信されております。
2019年に目標である2億を達成されております。
神経内科医ちゅり男のブログ
投資信託、ETFと健康について配信されております。
質問に答える形式なので、問題/回答の2つの内容で納得しやすいです。
かすみちゃんの株主優待日記
株主優待について、内容や企業情報、使ってみての感想を配信されています。
実際に使ってみてどうかも書かれているので、身近に感じられると思います。
たぱぞうの米国株投資
米国株を中心に投資についての考え方を配信されております。
投資全般の考え方が参考になります。
最後に
以上個別株の分析・評価についてでした。
アウトプットをしっかり行っていき、勉強した気になっているだけにならない様に、頑張っていきます。