こんにちは、クロボン(@kuroge3157)です。
今回は節水のために取り付けたアイテムにつきまして記録しています。
我が家は節水について出しっぱなしとかに気をつけている程度で、ほぼ毎日湯船を張ったりそのお湯をリサイクルはしない位緩い家庭となっております。
それでも節水には興味ありますが、賃貸なので設備自体の更新など大幅なことは行うことが出来ない状態となっております。
そんな中でも取付だけで充分な節水アイテムを試していきたいと思いましたので、この記事で色々紹介していきたいと思います。
【トイレ】水洗トイレ節水器ロスカット
商品概要




今回購入したロスカットという商品は、トイレタンク内のフロートに取り付けて水の残量を多くし節水するというアイテムになります。
商品にも取付場所や、節水量から4人家族で年間2万円程度節約できるとうたっております。
節約金額の差については家族構成で変わるので何とも言えませんが、ある程度の効果が見込める上に永久的にメンテナンス不要といった言葉に惹かれて今回試してみようと思いました。
中身は説明書とロスカット本体、中に入れる金属やフロートに対応したゴム部品がありました。
取付手順
止水栓を閉めて水を抜く


家のようなタンクの位置が低い一般的なトイレには取り付けができるみたいです。
タンクの位置が高いトイレには取り付けできないので注意してください。
最初にトイレ横にある水を送る配管の栓をドライバーなどで絞めて水が出ないようにします。
栓を閉めたらレバーを操作してタンク内の水をしっかりと抜いておきましょう。
タンクの蓋を外す


タンク内に取付作業を行うために、蓋を取り外します。
水が出るような蓋の場合は、写真のようにプラスチックの配管で接続されている場合が多いので、赤枠の部分を回すことによって取り外しを行うことが出来ます。
レバーに連動する留め具を外す


トイレのレバーとフロートのチェーンが留め具で繋がっているので、取付作業のために外します。
部品が小さめなのでフロートのチェーンだけを外し、留め具はレバーに付けておいた方が良さそうです。
またこの時フロートの形を確認しておき、TOTOタイプかINAXタイプなのか確認を行っておきましょう。
取説にもそれぞれのフロート形状が書いてあるので、分かりやすいと思います。
ロスカットの組み立てを行う



フロートの形状を確認出来たら、それに対応する形でロスカットの組み立てを行います。
うちの場合はTOTOタイプだったので、筒の中に金属の輪っかを4枚入れて蓋をして完成になりました。
ロスカットにチェーンを通す

完成したロスカットにフロートのチェーンを通して、フロートにくっつけます。
ロスカット作製時の蓋と反対側の凹みがある方を、フロート側になるように通しましょう。
留め具でロスカットを固定する


ロスカットをフロートにくっつけたら、商品についてきた留め具でロスカットを固定しましょう。
一番奥の穴から入れていって、ロスカットの部分に行ったら真ん中の狭い部分にチェーンを合わせれば留め具が動かなくなります。
少し留め具が緩い感じがするかもしれませんが、水を入れてもちゃんと止まっていたので大丈夫だと思います。
レバーとチェーンを取り付け水を入れてテストする


フロートのチェーンをレバーの留め具に戻しましょう。
この時チェーンのゆとり具合によって、小で動きが悪くなったりするのでこの段階でしっかりと調整しておきましょう。
止水栓を開けて水をタンク内に溜め、また止水栓を閉めてレバーを開けて水を流しましょう。
右の写真のようにタンク内に水が残るようになれば動作確認は大丈夫だと思います。
確認が出来たら蓋を閉めて、止水栓を開け普段通りに使っていきましょう。
節水効果
節水効果を確認するために、トイレのレバーを大へ入れて水の流れ始め~終わりまでの弛緩を測定し、効果を比較してみました。
商品無し → 39秒30
ロスカット有 → 37秒57

水の量としては2秒程度の差が出ました。
説明書よりは若干短いですが、ある程度の効果は確認することが出来ました。
また流す勢いなどは取付前とほとんど差異を感じない程度でしたので、使用感は変わらずのまま行けそうです。
見えない部分でも節水になっているみたいなので、今後の節水量に期待ですね。
【台所】クリシャワープロDX
商品概要




台所の蛇口に取り付けて、水の量を抑えるための商品になっております。
クリタックには他に安価なバージョンや首振りが出来るタイプなど多様な商品を取り揃えておりました。
自分は首振り性能は要らない、蛇口の色合いは合わせたいと思い上記のクリシャワープロDXを選びました。
色んな蛇口に対応しストレート/シャワーの切り替えができるのも魅力ですし、節水率も最大60%と高い数値いになっているのもポイント高いと思います。
中身はシャワー本体と蛇口形状に合わせたリング、節水ユニット、取説となっていました。
取付手順
泡沫水栓の先端を取り外す


まずは台所の蛇口形状の確認です。
家は先端が取り外しできる泡沫水栓タイプであり、大きさも一般的な22mmでした。
商品を取り付けるために、先端を外します。
シャワーをバラシ節水ユニットを取り付ける


節水ユニットを取り付けるために、シャワーを一度分解します。
キャップを緩める→リングを外す→パッキンを外す→ネットを外すと写真のような状態になるので、赤丸で囲った節水ユニットを入れます。
パッキンが結構キッチリ入っているので、ドライバーなどで中心から持ちあげて上げると外しやすいかもしれません。
自分は一番節水効果が高いユニットBを取り付けました。
組み立て・対応する取付リングをつける



節水ユニットを入れたら、ネット→パッキン→リング→キャップの順に取り付けます。
この時リングを蛇口の形状に合うものに交換しましょう。
写真は泡沫水栓用のリングに交換した状態です。
蛇口にシャワーを取り付ける


シャワーが完成したら、蛇口に取り付けます。
緩みが無いようにしっかりと締め付けましょう。
水を流して接続部から水漏れが無ければ完成です。
取り付けた感じそんなに大きく感じませんし、色合いが全体としっかり合っているのでこの商品を選んでよかったと思います。
節水効果
節水効果を確認するために、1.5L程度の鍋に水が溢れるまでの時間を計測して比較してみました。
商品無し → 15秒73
クリシャワー(シャワー) → 22秒88
クリシャワー(ストレート) → 21秒31
商品の節水データ取得時の条件と違うので、商品通りの値は出ませんでしたが3割以上は削減できるデータを取ることが出来ました。
水の出方比較



水の出方についてもそれぞれ比べてみました。
元の状態と比べてストレートは細くなりましたが、その分勢いがすこし強くなった感じがしました。
シャワーの状態は出てくる面積も非常に広くなった上に、水の当たりも柔らかい感じになったので洗い物が非常にやりやすくなりました。
節水できる上に使い勝手も良くなったので、この商品を買って非常に満足しました。
最後に
以上節約忘備録の水道編についてでした。
こういった一度取り付けて後は普段通りでいいアイテムは大好きですので、今後も自分で試したものがあればどんどん追記していきたいと思います。